育休・時短勤務で収入減 マネートレーニングで家計改善
2020.08.28

小さなお子様を連れた奥様がご来店されました。今後のことを考えたいのでライフプランニングしてほしいと思われたことがきっかけでした。
詳しくお話を伺うと、奥様は最近まで育休をとられていて仕事復帰されたばかりのようです。ただし、時短のため給与は3/4ほどになってしまいました。
ご主人の収入はあるものの、奥様が主として働かれているため、これからの収支に不安を感じているご様子でした。
現状と希望のライフプランニング

ライフプランニング 現状 希望 保障 教育資金 老後資金 家計改善
お客様の現状とこれからどういった人生を送っていきたいかの希望を聞き、それを反映させてライフプランニングしました。現状と希望がどれだけ近づいているのか、もしくは離れているのか、その差異を明確な数値で知ることができます。
それを見てお客様ご自身で理想のライフプランに近づけるための課題点を書いてもらいました。
お客様にとっての課題点は、家計の管理をすること、適正な保障を準備すること、教育資金の準備、老後資金の準備をしていくことなど盛りだくさんでした。全て一度に解決することはできませんので、課題の中でも優先度が最も高い家計改善に集中的に取り組むことに決めました。
収入減により大きく崩れた収支バランス

クレジットカード リボ払い 生活費 使途不明金 借入金残高 オンライン
一番の課題は家計をコントロールできていないことです。
この課題を解決すべく改善方法を一緒に考えていきます。
生活費の使途不明金が多いことが最大の問題ということが徐々に分かってきました。
現在は生活費が月20万円とのことですが、それにプラスして使途不明金が毎月20万~30万円ほどあるようです。それにはお客様自身気が付いていますが、なぜこうなるのかが分かっていない様子です。
当初「クレジットカードで使ったお金はWEBサイトから定期的に確認している。」と言っていました。もっと聞いてみると、「毎月の予想外の引落し額に耐え切れなくなり、リボ払いに切り替えた。」とのことです。
さらに「リボの返済額以上に毎月の支出のほうが多いため借入金残高がどんどん膨れ上がってきていて、ちゃんと返済できるか不安になっている」とのことで、予想以上の使途不明金が精神的な負担にまでなっていることが分かりました。
最近のクレジットカードはオンラインでいつでも利用金額を把握することができるようになりましたが、このお客様のように、確認できる状態に満足して実際いくら使っているのかが分かっていない方は多いのではないでしょうか。
貯蓄性保険は二の次

保険 貯蓄 資産形成 教育資金 老後資金
お子様の出産前に、強制的に積み立てをしたいと思ったため、貯蓄性のある保険にいくつか加入されしていました。
それが今や家計の大きな重荷となっています。そのため、現在契約中の資産形成が目的の商品は控えて、まずは目の前の収支を改善することを目標にしました。
教育資金や老後資金はマネートレーニングを経て、収支が落ち着いてから再度検討することにしました。
ファイナンシャルプランナーによる顧問サービス

ファイナンシャルプランナー 顧問サービス 家計相談 アドバイス
FP顧問サービスにて今後もお客様の家計を見守っていくことになりました。
お金を使う癖を自分自身で変えていくことは意外と難しいことです。そのため適切なアドバイスをしながら家計を導いていきます。
顧問サービスでは定期的に面談を行い、相談やライフプランニングを行っていくので、変化するライフプランにあわせてその都度適切なアドバイスをうけることができます。