海外資産を持つなら知っておきたい「CRS」とは? | FP法人 ライフデザイン

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海外資産を持つなら知っておきたい「CRS」とは?

2025.11.07

近年の投資ブームを背景に、海外資産に興味を持つ方が増えています。そんなときに知っておきたいのが「CRS(Common Reporting Standard:共通報告基準)」という国際ルールです。CRSとは、OECD(経済協力開発機構)が定めた「海外の金融口座情報を各国の税務当局が自動的に交換する制度」のこと。つまり、日本に住んでいる人が海外に口座を持つと、その情報が自動的に日本の税務署へ報告される仕組みです。この制度にはすでに100ヵ国以上が参加しており、もちろん日本も参加しています。なお、アメリカはFATCAという独自法のもと、二国間での情報共有を実施しています。

現在は国境を越え税務情報が共有される時代です。国際的なルールを正しく理解し、透明性のある資産管理を行うことがこれからの「賢い資産防衛術」といえるでしょう。

ゼロ歳の孫にも贈与できる?暦年贈与の賢い活用術!

年間110万円までの贈与が非課税となる「暦年贈与」。この枠を活かし早期に財産を移転することで、将来の相続財産を減らす効果が期待できます。2024年以降、暦年贈与の死亡時の持ち戻し期間が、従来の3年から7年間に段階的に延長されています。これは相続発生前7年以内の贈与を相続財産に加算するルールです。しかし、この持ち戻しルールが適用されるのは、原則、相続人(法定相続人等)のみ。そのため、相続人ではない孫や子の配偶者への贈与は、この7年間の持ち戻しの対象外となります。

では、ゼロ歳の孫にも暦年贈与は可能なのでしょうか。答えはYESです。暦年贈与に年齢制限はなく、ゼロ歳の孫であっても贈与は成立します。ただし、小さな孫に贈与する場合は、以下のような注意が必要です。

  • 「定期贈与」とみなされないように、贈与時期や金額を変えるなど工夫をする。
  • 贈与契約書を毎回作成・保管する。孫が署名できない場合は親権者が代理署名し、親権者全員の署名・押印が必要。
  • 孫名義の口座へ銀行振込で贈与し、履歴を残す。
  • 少額の贈与税を支払うことで、税務署に贈与の事実を把握してもらうのも安心策の一つ。

暦年贈与は早く始めるほど節税効果が高まります。専門家に相談し、適切な方法で計画的な財産承継を進めましょう。

編集後記

11月号をご覧いただきありがとうございます。先月の社内研修時の出来事です。お土産を持ってきてくれた社員さんがいました。でも開けたら丸がつぶれてこんな形に。そこですかさず五十嵐代表がみかんでL字を作り、会社のロゴマークに早変わり!ハプニングも笑いに変えるライフデザインらしい出来事でした☆彡

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