心のゆたかさを実感するには…調査が教えてくれる「大切なこと」 | FP法人 ライフデザイン

ライフデザイン通信

Life Design Journal

心のゆたかさを実感するには…調査が教えてくれる「大切なこと」

2025.08.08

「心のゆたかさ」とは、何によって得られるのでしょうか。家計の金融行動に関する世論調査2024年(J-FLEC)によると、「心のゆたかさを実感している世帯」が挙げた要因には、「健康:63.6%」が最も多く、次いで「経済的なゆたかさ:46.7%」、そして、「家族とのきずな:36.7%」、「時間的な余裕:34.7%」、「趣味の充実:34.3%」などが上位に入っています。一方、「心のゆたかさを実感していない世帯」では「経済的なゆたかさ」が58.5%と最も多く挙げられており、物質的な充足を求めつつも、それが心の満足につながっていない実態がうかがえます。また、収入が少ない世帯でも心のゆたかさを実感しているケースがある一方で、年収が1,000万円を超える世帯でも、心のゆたかさを実感していないケースが見られます。

ここから見えてくるのは、「お金」は確かに大切な手段であっても、それだけで心は満たされないということです。大切なのは、健康であること、大切な人とつながっていること、自分の時間を持てること。そんな“見えない資産”こそが、心のゆたかさを育んでいく…ということが、この調査からは読み取れます。「いくら持っているか」だけでなく、「どう生きたいか」そんな視点が、本当のゆたかさにつながるのかもしれません。

※調査では、心の豊かさを実感している世帯、していない世帯ごとに、「経済的な豊かさ」「趣味の充実」「仕事の充実」「時間的な余裕」「健康」「将来の生活への安心感」「家族とのきずな」「人や社会への貢献」「その他」から3つまで複数回答で選択。

「争族」は他人事ではない…相続トラブルの現実!

相続とは、亡くなった人から生きている人へ財産を引き継ぐことです。できれば揉めずに引き継いでいきたいものです。しかし、昨年、全国の家庭裁判所に持ち込まれた遺産分割事件は合計19,550件(調停17,013件+審判2,537件)にのぼりました。まさに「相続」が「争族」になってしまった案件がこれだけあるということです。

さらに注目すべきは、裁判所に持ち込まれた相続事件の約35%が遺産総額1,000万円以下、約42%が1,000万円超~5,000万円以下と、5,000万円以下の遺産をめぐる争いが約8割を占めている点です。財産が多いから揉めるのではなく、「少ないからこそ譲れない」という現実が浮かび上がります。

相続が“争族”にならないためには、生前からの準備と家族間の対話が何より大切です。金融資産や不動産などの資産を整理し、一覧にまとめておくこと。遺留分に配慮した遺言を作成しておくこと。そして、お金に関する家族の価値観を共有しておくこと。争いを防ぐためにできることはたくさんあります。

相続は、財産の分配だけではなく、家族の絆をどう残すのかという問題でもあります。誰にでも起こりうるからこそ、早めの備えが大切です。

出典:司法統計年報家事編2024年

編集後記

東京都で行われた活力朝礼甲子園に出場して参りました。「どんな企業でも取り入れやすい弊社の朝礼を見てもらい、朝礼導入企業を増やすことで、ゆたかな暮らしの実現に繋げる」という目標のもと、参加者全員で一丸となりライフデザインらしい朝礼を披露してくることができました!

お問合せ

CONTACT

お金や人生設計に関する不安や疑問など、どんなことでも構いません。お気軽にお問い合わせください。