第2回社長ブログ 「第5期 経営指針発表会」の舞台裏
2023.05.02
3月後半頃の出来事です。
2月の決算、3月24日開催の第5期経営指針発表会の準備、日々の業務と、多忙な日々を送っていた最中、忙しさから疲れも溜まっており、少し体調を壊しておりました。
仕事が休みの日には、一週間分の家族の食事を作るのが僕の役目なので、その日も食事を作っていました。食材を切ろうとしたその時、手がすべって、包丁でざっくりと親指を切ってしまいました。
その後、熱がどんどん出始め、熱を測ると39.4℃あります。
病院に行く体力と気力もなく、寝込んでしまいました。
その日は、経営指針発表会の2日前。次の日も、その次の日も熱が下がることはなく、経営指針発表会へ行くことが難しい状況。
もし、これが昨年であれば、経営指針発表会の開催を中止していたと思います。
しかし、今年は僕がいなくても、社員だけでも開催できる。と確信をもつことができました。
なぜなら、今年は社員と一緒に経営指針発表会の準備を行ってきたためです。
昨年までは僕一人で経営指針書を作成していたのですが、それがとても辛かったので、今年はみんなと作ろう。と決めていたのです。
昨期から、毎週月曜日の朝に経営指針勉強会を行い、参加者のメンバーと経営指針にてついて理解を深めてきました。
さらに発表会前に、創立当初から一緒に会社を盛り上げてきた、リーダー格のメンバー二人と1泊2日の合宿を行い、これからの課題点や行動目標などについて、3人で考案、決定をしていました。
このような理由から、今年は僕が不在であっても、社員がうまくやってくれる。というように思うことができたので、開催をみんなに託しました。
そもそも、経営指針発表会を行う意義は、経営指針書を作成し、外部に発表することにより、行動意識を高めるためです。
経営指針書とは、会社を経営していくうえでの地図のようなものです。目標に向けての地図、目的地までどういけばよいか、行き方はどんな方法があるか、ということを明記したものです。
経営指針書があるからこそ、目標までの最適な道のりが明確になり、最適なルートで進んでいくことができるのです。
そしてこの経営指針書を外部に発表することにより、行動意識をさらに高めることができます。
ライフデザインは、「お金に不安のない社会を実現し、ゆたかな暮らしを探求する」という経営理念を掲げています。この目標にむけて今期はどのように向かっていくのか、現時点での課題を洗い出し、課題改善にむけての方針や、今伸びている点をさらに伸ばしていく具体的方針を固めました。また、今世の中で求められていること、ライフデザインがやるべきこと、今後の長期的目標などを織り込み、これからの具体的な行動計画をこの発表会に盛り込みました。
発表会へは多くの経営者仲間が参加してくださいました。
開催当日、僕はベッドの上で耳だけ参加し、みんなの発表を聞いていました。
みんな、しっかりとやってくれていました。
それぞれのパートを堂々と発表してくれていました。
経営指針勉強会をやってきてよかった。合宿をやってよかった。
すごく感動しました。
その後、なんとか病院に行ける体力にまで回復して診察を受けたところ、インフルエンザと診断されました。
5日経ってようやく熱がさがり、スケジュールの詰め込みすぎはやはり体によくないなと改めて思ったのでした。