婚約され、結婚を控えているお二人がご来店されました。新たな生活をはじめるにあたり今後のお金のことを考えたいのだそうです。詳しく話を伺うと、生活費の設定と、住宅購入資金の計画、保障の見直しをされたいということでした。今加入している保険がいいのかもわからず加入しているため見直しをされたいようです。

 

生活費の予算設定

これまでそれぞれ実家暮らしをされてきたお二人だったので、生活費がいくら必要かはお二人で生活を始めてみなければわからない部分です。生活をはじめるにあたりどういったお金が必要になるかをご説明し、大筋の予算を決めてもらいました。ご相談され、20万円以内でやっていくことに決めたそうです。お金の管理は奥様がやっていくとのこと。詳細は実際に生活を始めてみてから見直していくことにしました。

 

住宅購入資金の計画

ひとまずは賃貸に住むが、早いうちに家を建てて引っ越したいというご要望をお持ちでした。翌年には住宅のご購入をお考えのようです。住宅資金にいくらかけていいのか明確にするためには、まずその他必要資金を明らかにする必要があります。

 

教育資金の準備

お子さまは二人の予定です。教育資金の準備をするため、資産運用を提案しました。もし仮にお子さまへの準備が必要なかった場合には老後資金の準備にもなります。教育資金として使う場合はお子さまが大学に入るタイミングで解約すればよいですし、また、それとべつに教育資金が準備できるようであれば必要なときに解約すればいいのです。

教育資金は学資保険でしか準備できないと思っていた、と意外な方法に驚かれた様子でしたが、「必要ない場合は老後資金の準備になる点もいいですね」とご主人は納得のご様子でした。奥様は「金額が大きいので払っていけるか心配です」と不安なご様子でしたが、ライフプラン上でこれから必要となるその他の資金を含めて算出している金額であることをご説明すると安心して納得されました。

 

老後資金対策

老後資金については、ご相談当時から「将来年金もどうなるかわからないし、国には頼っていけない、自分で何とかしなければならない」と考えられていたお客様。とはいえ自分では何からやったらいいかわからない、という状態だったようです。余裕がある時期に積み立てをしておいて65歳以降で年金として受け取る方法を提案しました。

 

ＦＰ顧問サービス

必要資金が明確になり、住宅にかけていいお金も明らかになったので、今年中に家を買いたいと住宅購入にむけてさらに現実的になったご様子です。またそのときもアドバイスお願いしたいということでＦＰ顧問サービスを選択されました。今後も継続的にライフプランを見直しながら、実際の生活費の面など見直していきます。