2人目のお子さまの学資保険 トータルライフプランニング
2020.07.07
二人目のお子さまが産まれて学資保険を検討されているお客様がご来店されました。お子さまが産まれたばかりでまだ小さいということでご主人のみのご来店でした。また運用にもご興味があようです。近いうちに住宅の購入が決定しており、引き渡しを控えられていました。
本当に必要な教育資金
詳しくお話を伺うと学資保険は一人目のお子さまが産まれた時点で加入しており、今回二人目のお子さま分を検討されているようです。保険会社でも検討はしているものの、保険会社ではない視点でライフプランニングしてほしいとセカンドオピニオン的な意味合いでご相談に来られたようでした。
まずはこれからお子さまにどんな進路をたどっていってほしいかヒアリングを行います。そして必要な情報をお預かりし、ライフプランニングを行いました。子供の教育費はできるだけ援助してあげたいというご希望でしたので、そのための費用がいくら必要になるのか明確にし、その準備のための提案をしました。ご同席できなかった奥様にも、数値的根拠に基づく金額で示したためご理解いただけたようです。
老後に向けての準備
一生涯の中で大きな出費となるものは、教育資金、住宅資金、老後資金です。今回のお客様については住宅購入資金についてはもう確定しているので、あとは教育資金のほかに老後資金の準備が必要です。
運用についてご興味があるということでしたが、現在ご自身でiDeCoをされていて10銘柄ほどに分散投資されていました。一度転職をされていて、前の会社で企業型確定拠出年金をされており、転職後の会社に企業型確定拠出年金がありませんでした。それがiDeCoをはじめるきっかけとなったようです。iDeCoを含めてもやはり老後資金の準備が足りません。そこで老後資金準備のための資産運用をご提案しました。
株式運用にむけてのマネートレーニング
これからの必要資金が明確になったところでご主人が興味をもたれていた株式運用にいくらお金をかけていいのかがはっきりします。株の運用には元本割れするリスクが伴います。余剰資金で臨まなければなりません。
iDeCoで資産運用はしていますが、相場環境や投資先を吟味して選んだわけではなく「インターネットで見た情報で選んだ」ということで、投資知識・経験は初心者です。
そこで相場や投資先の運用状況など投資への理解を深めていくためのマネートレーニングを実施しました。「継続的に投資に関する情報が欲しい」とのことでしたので、FP顧問サービスにて運用状況など定期的に一緒に確認していくことにしました。
顧問のお客様には毎週、相場解説動画を限定配信しているので相場の動きを確認しながら知識を深めていくことができます。
ライフプラン後の家計
最初はセカンドオピニオン的な意味合いでの相談だったが、生命保険会社からライフプランをしてもらったときよりも中立的な立場で人生の全体像をみながらライフプランしてもらったことで改めて今後のことを見直すよい機会となった、と満足のいく結果となったようでした。今後も変動する運用状況を確認しながら一緒にマネートレーニングを行い、お客様の家計を見守っていきます。